〓ナカヤマコラム〓

 
ビヨンセ〜ポンセ〜タバスコ、タラスコ〜イェイ!
No.355 [ 2008/11/16 (sun) 02:25:52 ]
 
あんちゅーイジりは日常茶飯事だった。
 
中でもあんちゅーの通学用自転車はイジられ放題だった。
 
主な自転車イジりは下記の通りである。
 
「サドルを前後逆にされる」
「サドルが抜かれている」
「サドルが抜かれている上に隠されている」
「サドルに何らかの液体が塗られている」
「サドルに中華そばの具がのっている」
「荷物を縛るヒモがとかれている」
「荷物を縛るヒモが固結びされている」
「荷物を縛るヒモが隣の自転車と結ばれている」
「自転車がひっくり返っている」
「自転車がひっくり返っている上にサドルが抜かれている」
「タイヤの空気が抜かれている」
「タイヤの空気が抜かれている上にエアバルブのキャップが取られている」
「反射板が無くなっている」
「反射板が増えている」
「別の鍵がつけられて外れない」
「置場所を変えられる」
「ギアを変えられたためにこいだ瞬間バランスを崩す」
「ポケモンパンのオマケシールを貼られる」
「ポケモンパンのオマケシールを通学許可シールの上に貼られる」
「住所・氏名シールにあんちゅーと上書きされる」
「ライトにジャムを塗られる」
「タイヤスポークにテニスボールを挟まれる」
「盗まれる」
 
その他、普段の行動で最もイジったのはあんちゅー独特の「顔芸」だった。
 
特に何か驚いた時にする顔芸は「ショックの顔」と名付け、いまだにあんちゅーはこの「ショックの顔」をしつづけている。
 
あんちゅーは「ショックの顔」をした時にそれを指摘されるのが嫌だそうなのだが、長年のクセになってしまってもはや抜けきらないようだ。
 
この「ショックの顔」は「マウンテンゴリラが目を見開き、口を半開きにした感じ」をイメージしてもらえれば、ほぼ本人のものに近いと言える。
 
つづく
 
 

 
中華そば(大)330円
No.354 [ 2008/11/16 (sun) 01:20:19 ]
 
今度は個人的にあんちゅーをイジったエピソードを書きたいと思う。
 
当時、MDウォークマンが流行っていて自分も持っていたが不要になり、どうしようか迷っていた。
 
するとあんちゅーが欲しいと言うので1万円で売る約束をした。
 
いざ売ろうとなった時「あんちゅーならもう少し高くで売れるかな…」と思い、野球部の「ダイハツ」に協力してもらいダメ元で値段の釣り上げを試みた。
 
「悪い。ダイハツが1万2千円で買うって言うてるからダイハツに売るわ」とあんちゅーに告げた。
 
するとあんちゅー。
 
「じゃあ、1万5千円で買うわ!」
 
まさかの最高落札価格更新だった。もちろん即決であんちゅーからお金を受け取った。
 
お金関係でもうひとつ。
 
不要になったプレステのソフト3本をあんちゅーに5000円でどう?と持ちかけたところ、あんちゅーは喜んで買ってくれた。
 
後日ゲーム屋で売られている値段を見ると、3本合計で3千円ぐらいで買えるソフトだった。
 
その他、こんなエピソードもある。
 
あんちゅーと一緒に帰宅した時の話。あんちゅーに「チャリンコちょっと乗らせてや!」と言ってそのまま乗って逃げた。
 
あんちゅーが「オイ!待てよ!」と閑静な住宅地内を大声を出しながら必死の形相で追いかけて来たのが面白かった。
 
後日、また同じように乗り逃げると今度は追いかけて来ず、自宅の前で帰って来るのを待ち構えていた。
 
ちょっとは学習してるなぁと思いながら、また後日乗り逃げた。
 
あんちゅーは自宅の前で待ち構えていたが、今度は自転車をゴミ捨て場に置いて歩いて帰った。
 
「自転車どこやった!?」と聞かれるが知らんぷりをして自宅に入った。
 
30分ほどのち、汗だくのあんちゅーが自宅に来て泣きそうな声で一言。
 
「頼む。どこに置いたか教えて…」
 
さすがに可哀想なので置き場まで一緒に行って謝った。
 
「もう、こんなことやらんといてな…」
 
と、あんちゅーから言われながらもまた後日、別のゴミ捨て場に置いて帰宅。
 
そんなイジりを日々していた。
 
つづく
 
 

 
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