〓ナカヤマコラム〓

 
ナベ篤姫
No.375 [ 2009/01/04 (sun) 23:51:55 ]
 
ナカヤマコラムをご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 
新年一発目はこれまでにも何回か書き込みながらも、リメイクする度に好評な高校時代の友人ネタでいきます。
 
今回の主人公の名前は「カワモト」。スクレイパーズにも所属歴があり知る人ぞ知る伝説の選手だった人物です。
 
まずは「カワモト」との出会いから。
 
高校一年生、春。「カワモト」と同じクラスになった。器もないのに担任に脅されて室長を任され、山口弁が混じった独特の関西弁を操る天然キャラだった。
 
そんな「カワモト」の最初のエピソード「なぜかサッカー部入部編」
 
「カワモト」は当初硬式テニス部に入部したが一回も参加することなく退部し、サッカー部に入部した。
 
練習をしている「カワモト」を見る限り、かなり下手でサッカー経験はないという。
 
ではなぜサッカー部に入ったのか?
 
「カワモト」の答えはこんな感じだった。
 
硬式テニス部を辞めたら野球部に入ろうと思っていた。
 
しかし、野球部の同級生で一番のイケメン「わーけん」に対して「カワモト」は全く面識がないにも関わらず「あいつはチャラい」という批判を繰り返した。
 
それを聞いた「わーけん」は怒り、「カワモト」を間接的に威圧するようになった。
 
「カワモト」はそれにビビっしまい、野球部に入るのをためらった。
 
そして、いつか野球部に入る時のために足腰は鍛えておくべきだろうということで、サッカー部に入ったらしい。
 
前向きな考え方に思えるが、自分のまいた種に行く道を塞がれて遠回りしてしまっているのである。
 
「カワモト」の高校生活は始まってすぐにつまずいてしまった。
 
つづく

 
 

 
ブルーな気持ち→最年長らしくないあの人の言動
No.374 [ 2008/12/29 (mon) 22:50:37 ]
 
中山野球史「草野球編2」
 
スクレイパーズを立ち上げてしばらくは「若さ」ゆえの対立のためチームがバラバラだった。
 
結成当初のメンバーも「学業に専念するため」や「バイトで忙しい」などを理由に次々に辞めていった。
 
しかしチームは存続した。メンバーの知り合いやホームページを見て入部してきた人が穴埋めをしてくれた。
 
チームがまとまり始めたきっかけは2つあると思っている。
 
1つ目は試合に勝つようになったこと。
 
個々のレベルアップ、試合慣れ、適度な緊張感を保つ、といった要素をメンバーで共有することで一体感が出た。その結果が勝利に結びつくようになった。
 
2つ目は世代交代。
 
監督や自分より若い世代がチームの中核を担うようになり、チームを引っ張ってくれるようになった。
 
そして現在、野球の上手い下手関係なく誰でも試合に出て野球を楽しむという草野球の本当の醍醐味を味わえるチームになってきている。
 
「勝つ」ことに執着するのではなく「楽しむ」ことを追求するチームになっていって欲しい。
 
味方のミスは笑い飛ばし、相手のファインプレーを讃える。
 
常に心に余裕を持つ。ということを来年の目標にしたいと思う。
 

特に何も無い限り、2008年のナカヤマコラムの書き込みはラストです。というわけで、みなさんよいお年を!!
 
 

 
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